実家やマイホームのリフォームは業者を比較して選ぶ!一括見積や相見積もりでないとボッタクられるかも

念願のマイホームを購入したとしても、永遠に綺麗なままの姿を保てる訳ではありません。美観を保ち、寿命を延ばすには、適正な保守管理が必要になります。

マンションですと毎月修繕積立金を徴収され、積み立てたお金で修繕計画を実行していくので、ある意味お金を払っていればほぼノータッチでマイホームは守られます。

一方、修繕積立金の負担がないことが一戸建ての大きなメリットではあるのですが、だからといって大規模修繕などを行わなくても良いということにはなりません。

適度な修繕を行っていかないと、明らかに家の寿命を縮めてしまいます。一般的な木造住宅は、適切な修繕を行っていれば7,80年は保つとも言われています。

しっかりとお金をかけて家のメンテナンスを行っていくことが、家の寿命を大幅に伸ばし、先の代まで家を受け継いでいって住むことが出来るので、結局安くつくのです。

とはいえ戸建て住宅でも、大規模リフォームともなれば、数百万単位のお金が必要になるのも事実!

ネットで価格比較できる物の値段ともまた違い、なかなか価格比較したり、施工内容の口コミやレビューなどの情報を取りにくいのが、ややこしいところなのです。

金額が大きいために、中には碌でも無い業者もあり、無知な消費者を食い物にしているケースもあります。

ボッタクリだけならまだマシで、肝心の施工自体がいい加減なケースも少なくありません。せっかく高いお金を掛けてリフォームするのですから、信頼できる業者に依頼しなければいけません。

そこでおすすめしたいのが、複数社に見積もりを取ったり、相談して内容を詰めることが出来るサービスです。ネット上にはこのようなサービスがいろいろあります。

NTTやリクルートなどが出資する大手のホームプロは代表例ですが、他にも相見積もりが取れて価格比較できるサービスは数多くあります。

本日は相場観のない素人がリフォームを検討する場合、なぜ複数見積もりサービスを使うべきなのかという解説と、見積もりサービスの紹介なども行っていきます。

複数社に相見積もりを取れるサービスを使うのが基本

リフォームの費用は現場現場でマチマチで、決まった基準というものがありませんので、最初から決まった一社にだけ見積もりをとって、そこに任せてしまうと、高額な費用をふっかけられても素人では判断できません。

慣れていない人が適正な価格か完全に判断することは難しいのですが、ある程度数社に相見積もりを取れば、極端に異様な値段を見積もってくる業者に当たる恐れはなくなります。

何も安い業者程よいわけではなく、施工内容がしっかりしているかという事が最も重要ですので、キリキリに激安を狙うのはおすすめできません。

あくまでも異様に相場とかけ離れたボッタクリ業者を排除する目的で相見積もりを使うのです。リフォームは値段があってないようなものですので、ボッタクリ業者も本当に多いのです。

かなり悪質な業者もゴロゴロしている業界です。悪徳リフォーム業者が訪問販売で高齢者に数百万の契約を結ばせて、内容は意味のないものであったなどという報道番組は度々目にします。

もう訪問販売してくるようなリフォーム業者なんかと契約を結ぶ人の気がしれません。業種問わず訪問販売なんてしている業者は碌なもんじゃないですからね。

ゴリ押し豪腕営業マンの押し売りでないと売れない商品を売っているのですから、商品が碌でも無いものか、あるいは値段がクソ高いボッタクリ業者なのです。

その点、比較見積もりサービスに登録している業者は、宣伝費や営業マンの人件費をかけなくてもよいのですから、比較的安価に施工ができるのです。

また、相見積もりにさらされるという事を覚悟の上で登録しているわけですから、価格競争力にも自信がある業者が多いのでしょう。

DIYで自分で直したり分離発注はおすすめできない

安さを極めようとすればキリがなく、究極的には業者に頼むのではなく、DIYで自分で施工してしまえば激安で済みます。

ただ、不動産投資をやっている大家さんならDIYに取り組んだりするのも良いのですが、不動産投資の予定のない人がマイホームのリフォームをするのであれば、業者に任せるのが正解です。

まず、施工には自分の時給が見えない形でかかっている上に、その技術を身につけるのにまた時間がかかりますので、自分のマイホームだけを1,2回リフォームするには割に合いません。

自分で不動産投資を行っていて、次々に物件を手掛けるなら、時間を掛けて技術習得しても割に合いますが、自分の家を直すために時間を掛けるのは得策ではありません。

また、室内の壁紙を張り替えるくらいのものでしたら、自分で施工しても問題ありませんが、外壁塗装や屋根の修繕などはプロが施工しないと機能に問題が出てくるかもしれません。

こういった雨水が中に浸透しないようにする外壁リフォームは、家の寿命を考える上で最も重要な修繕です。木造住宅は湿気や水に弱く、床下から上がってくる湿気や、屋根や外壁から侵入した雨水によって柱や梁が痛むと、一気に寿命を縮めます。

同じ塗装でも美観の観点だけの室内の塗装でしたらDIYでも大丈夫ですが、外壁塗装はプロに任せましょう。そもそも2階建てだと足場を組まないと塗れませんから素人には無理です。

性能にかかわらない室内の美観修繕についても、やはり素人とプロでは仕上がりに差があります。無駄に時間を費やしたあげく、下手くそな仕上がりでは最悪です。

餅は餅屋ということで、お金を払ってプロにやってもらって、自分は本業や副業など自分の得意な方面で稼ぐことに専念したほうが効率が良いのです。貿易の国際分業と同じ考え方ですね。

正気なところ、専業大家さんでも自分の物件をセルフリフォームで修繕している人は稀です。実のところ私だって、ブログや動画のネタにならなければ一切やらないですからね自分でなんて。

ちなみに分離発注といって、全ておまかせでパッケージとしてリフォームを行ってくれる総合リフォーム会社ではなく、現場で働く職人さんや一人親方に直接発注する手法があります。

これなら自分でDIY作業をすることなく、大幅に安くリフォームが可能になります。

しかし、これも何度もリフォームに携わる大家さんでないとおすすめできません。分離発注は自分で工程管理をやる必要があるため、リフォーム作業全般に渡る幅広い知識が必要です。

その知識を取得するだけでもう大変な手間と時間がかかりますので、一生に1,2度の大規模リフォームをやる程度の一般人にとっては時間効率が悪すぎます。素直に全部プロにかませるのが吉です。

ホームプロのような一括見積もりサイトを使って相場を知る

ネット上にはリフォーム系の一括見積もりサイトが多数あります。こうした価格比較サイトを使って相場観を得るのがおすすめです。

オフラインで相見積もりを取ろうとすると、電話などで近くの工務店やリフォーム業者に1件1件見積もりを依頼する必要があります。これは労力も大変ですが、精神的な負担になる人も多いのではないでしょうか。

しかも、見積もりをもらってどこかに頼むとしても、その他の業者にはお断りを告げなくてはいけません。なかなか気が進まずに、結局最初に見積もりをとった業者に任せてしまうという人も多いことと思います。

その点、ネット上から気軽に見積もり依頼をできる比較サービスのほうがスマートです。頼む頼まないはともかく、まずは見積もりをとってどのくらいのコストがかかるのか把握する必要があります。

ホームプロはNTTやリクルートなどが出資する、大手のリフォーム紹介サイトで、この手のサービスの利用者数ナンバーワンという比較サイトです。

一定基準をクリアした全国1200社余りのリフォーム業者が登録していて、希望の修繕内容や地域や予算などに応じて、最大8社のリフォーム業者を紹介してもらえます。

同条件で複数の業者の見積もりを知ることが出来るため、大きく相場からハズレたボッタクリに遭う可能性は低いのです。

また、ネットサービスならではの機能としてレビュー機能が備わっていますので、業者もヘタなことは出来ません。これは私もレビューのつく大手モールでネットショップをやっているのでよく分かります。

訪問販売のリフォーム押し売り業者のように、金を取ってしまえば後は適当に文句が出ない程度に工事をして引き渡し、その後はどうなろうと知らんぷりという可能性は極めて低いのです。

もちろんユーザーは完全無料で比較サービスを使えるわけですが、業者側は仲介手数料を支払っています。そのため地元のアナログ業者の最安値よりはやや高い可能性もありますが、じゃあ地元の安くやってくれる業者が簡単に見つかるかというと困難ですからね。

地元の優良業者も、一見客相手にはなかなか割安に仕事を請け負ってくれなどしませんよ。何度も使っている大家さんならその可能性もありますが、1回限りの付き合いになる可能性の高い一見客から安く請け負うわけがありません。

これは何もリピーターになる可能性が低いならボッてやれということではなく、初めてお客さんですと勝手が分からずにコミュニケーションにも負担がかかりますし、何より良い客とは限らないので保険をかけて多めに取っていかないと商売成り立たないのです。

何度も繰り返し発注する大家でもなければ、大規模なリフォームなんて一生に1,2度ですので、キリキリに最安値を求めるのではなく、ぼったくりを防ぐくらいの感覚で気軽に価格比較できる比較サービスくらいが良いのです。

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