ワンルーム売りツーブロックゴリラは未だ健在?悪徳不動産営業マンに注意

不動産業界といえば、魑魅魍魎が渦巻く恐ろしい世界として知られています。

同じような超ブラックな金融の世界に比べて、さらに学歴や経歴の下がる人材が多いことに加えて、何よりも大きな金が動くことが悪い奴らを惹きつけるのです。

デカイ金が動けば、儲けもドカッとデカイのが商売の世界です。

同じ詐欺でも1000円のものを3000円で売るのと、1000万円のものを3000万円で売るのでは、同じ1手間で粗利が1万倍です。

消費者は高い買い物をする際こそ、最大の注意を払わなくてはいけません。

自分で住むマイホームは、それはそれでまた注意しなくてはいけませんが、最近話題になっているのは投資用不動産物件の悪質営業マンです。

ここ数年でテレビ番組などでも取り上げられるようになってきて、その実態を知った人も多いとは思いますが、投資用物件の営業マンの横暴ぶりは目に余るレベルです。

3年くらい前に、ワンルームマンション売りのツーブロックゴリラという凶悪営業マンが、テレビ番組で放映されて大きな話題になりましたが、あんなの未だに健在でしょうからね。

あんなのが放映されたところで、悪徳業者は屁でもありません。今日も元気に営業していることでしょう。

これがツーブロックゴリラです!
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悪徳ハメ込み不動産業者インタビュー動画に戦慄

まずはこちらの動画を見てくださいよ。こちらは先日Youtubeにアップされたとある動画なのですが、ヤラセでないとするととんでもないですな。

物上げ業者の2名と、投資用物件のはめ込み営業マン1名の3名の極悪人の座談会の模様です。

楽待チャンネルなんかでも悪徳はめ込み営業マンの座談会動画が過去何度か上げられていますが、聞いて感じた凶悪っぷりはこの動画は比ではないような気がします。

まさにツーブロックゴリラそのものという感じの凶悪な営業マンです。いや、物理的な暴力を使っている時点で、ツーブロックゴリラを軽く超えてますね。

柔道経験者である営業マンが、軟禁状態の店から逃げるカモを追いかけて、背負投げで道路に叩きつけて引きずり戻して、無理やり契約させるとか、もう完全な犯罪なんだよなあ。

話の大半はツーブロックゴリラと同じ人心掌握術で、本来は下出でなければいけないはずの営業マンが、何か言いがかりをつけて負い目を追わせ、徐々に上からの立場にポジションをずらして、物理的な暴力を伴わない威力で追い詰めて契約させるというものでした。

しかし、話が進むにつれて、実は物理的な暴力を下したこともあると言う話になり、路上で投げ飛ばす話が出てきました。

うん、ツーブロックゴリラどこの話ではないですぞ。ツーブロックゴリラのケースは、業者自体が行政処分食らうか、刑事罰いってもゴリラ自身が不退去罪に問われるくらいでしょう。

しかし、今回の営業マンは、逮捕・監禁罪、暴行罪、脅迫罪などに当たる可能性がある完全な犯罪です。

お店の中や、街中ですと、最近は監視カメラが網の目のように張り巡らされているので、これ被害者が警察駆け込めば普通に引っ張られたと思いますけどね。

自分で不動産業者に出向いて帰してくれないや、営業マンが家に押しかけてきて恫喝とかじゃ、警察は何もしてくれない可能性が濃厚ですが、これ明らかに暴行受けてますからね。

恫喝して売りつける悪徳営業マンなんてゴロゴロいる業界ですが、よもや実際に暴力を使って売りつけている営業マンがいるとは驚きです。

というか営業マン側もリスクとっているなあ。こんな事やっていたら、いつか捲れるでしょう。

ちなみに今のは販売側の営業マンの話で、他2名の物上げ側の話もエグかったですが、物理暴力営業マンの衝撃に霞んでしまいました。

物上げの2名の方も、認知症の老人から物件を騙し取るという話で、睡眠薬を飲ませたりと犯罪紛いなんですけどね。

単なる情弱のアホを騙して騙し取るなら被害者にも落ち度がありますが、判断のつかない認知症の老人からだまし取っている時点で、オレオレ詐欺と同等の悪質さです。

向こうから近づいてきた投資話は無視が基本

基本的に向こうからやってくる儲け話には美味しい話はありません。美味しいならわざわざ手間かけてコストかけてやって来ません。

美味しい話はこちらからコストかけて探しに行くものなのです。不動産投資も自分で良い物件を見つけに行く力があれば美味しい投資です。

ある日突然にあなたの携帯電話に投資勧誘の電話がかかってきても、話を聞く必要はありません。断る必要もありません。論破しようなんてもってのほか。

何の躊躇もなくガチャ切りでOKです。言葉を発する必要もない。

ガチャ切りすると、すぐに掛け直してきて、いきなり切るなんて失礼じゃないか!社会人としての常識がないのか!なんて恫喝してくる業者もいます。

これが前述した言いがかりをつけて負い目を追わせて、徐々にポジションをズラす心理テクニックです。

恫喝してこようがなんだろうが、一言も言葉を発すること無く、ガチャ切りすればOKです。というか、即着信拒否して二度と出なくてOKです。

違う番号からかけ直してこようが、その度に着信拒否設定にして、何度かけて来ようが一言も発すること無く、何度だってガチャ切りです。完全無視!

下手に刺激すること無く、こちらの雰囲気を悟らせることもなく、何の情報も反応も示さず、取り付く島もなくシャットアウトします。何のフックも作らせない。

暴力営業マンには絶対に直接会うな

何より直接会うのは絶対に避けましょう。今回、物理暴力を使う営業マンがいることが明らかになったので、絶対に避けるべきです。

恫喝営業マンは以前から問題になっていましたが、まさか自分も逮捕のリスクを犯して物理的な暴力を使ってくる営業マンがいるとは。

しかも、柔道経験者というのが許せません。私も昔少しだけ柔道をやっていましたが、格闘技経験者が素人に暴力を振るうとは終わっています。

柔道なんて路上じゃ最強クラスの破壊力を持ちますからね。アスファルトに頭から叩きつければ、大怪我どころでは済まないかも知れません。

こんな殺人”未遂”鬼が、一発で千万単位の金を奪おうと、無実の一般市民を狙っているとか、もう暴力団どころではない凶悪さです。

なりふり構わぬ半グレですね。というか、ヤクザ傘下の半グレ集団が経営している不動産会社とかゴロゴロ有るんだろうな。

大リスクとってオレオレとかの特殊詐欺やるよりも、少しリスクはとるものの大した罪に問われない可能性が高い、威力暴力使ったボッタクリ不動産売りのほうが、全然”犯罪効率”良いもんなあ。

とにかく直接会うと、お金どころか命が危ないので、絶対に面会してはいけません。電話の時点でシャットアウトです。

ましてや、アポとって自分から敵のアジトに乗り込むなんて、鴨がネギ背負って罠に入っていくようなものです。

不動産業者の営業拠点に自分から出向くとか頭おかしいでしょう。外に出られないように軟禁されて、10匹以上のゴリラに囲まれて恫喝されてサインさせられますよ。

そんでもって、自分から出向いたんだからクーリングオフは使えないとか言われて、一巻の終わりです。

私は不動産投資をやっているので今でも多くの営業マンに出会いますが、市井の一般不動産会社は普通の人も多いですが、三為業者などの再販業者はギラギラした体デカイ営業マンが多いです。

私は新卒で証券会社に入ったのですが、10年生き残っていた営業マンも明らかに平均よりデカイ奴が多かった。ごく一部例外はいますが。

とにかく直接暴力こそ稀ではありますが、いずれも威力を示して、見込み客よりも営業マンが上に立ち売りつけてくる、押し売りスタイルが悪徳営業マンの基本スタイルになります。

気が弱い人はもちろんのこと、普通の人も絶対に直接接触してはいけません。営業マンを見たらソフトなヤクザだと思いましょう。

営業マンとか言っていますが、その実は威力を使った暴力稼業です。

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